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ダウンロード状況

実際にダウンロードされた方々の情報を専攻・学部別にまとめたのが 図1 です。


\includegraphics[width=\textwidth]{images/gakububetsu.eps}
図1 専攻・学部別ダウンロード回数

全般的に StarSuite のダウンロード数の方が、F-Secure のそれより多くなっているのは、学部1年次の必修科目である情報基礎Aで、StarSuite を利用した課題の提出が求められているからです。 大学に配備された実習用PCで課題作成を行っている学生さんも多いのですが、自宅PCで作成する学生さんが結構多いことが、講義中に尋ねた結果からわかっています。 自宅PCで課題を作成するために、StarSuite をダウンロードしてインストールする必要があるため、このような状況になっていると考えられるわけです。 (MS Office がプリインストールされているPCを利用している学生さんも、 StarSuite形式のファイル提出が要請されているため、StarSuiteのインストールが必要になります。)

そのため、学部学生のいない自然科学研究科では、F-Secure のダウンロード数が、StarSuiteの三倍程度になっています。 一方、薬学部の F-Secure のダウンロード数が多い理由は、明らかでありませんが、F-Secure を利用するよう学生さんへ強く推奨下さっているからではないかと推測されます。

実は、両ソフトウェアは、一つのアプリケーションでは無く、OSや用途により複数のアプリケーションで構成されています。 そこで、その種類によるダウンロード回数の状況を示します。

まずは、StarSuite の状況を図2 に示します。


\includegraphics[width=\textwidth]{images/starsuite2.eps}
図2 StarSuiteのダウンロード回数

StarSuite は、上図に示しますように、OSにより Windows、Linux、Solaris for IntelCPU、Solaris for sparc 用の4つのパッケージに分かれています。 当然、学内の大半のPCが Windows ですので、それがそのまま現れた結果になっています。

ただ、上図を見ると Linux をご利用のユーザがそれなりにいらっしゃることがわかります。 Solaris に関しては、最近のバージョンでは StarSuite がOSに始めから含まれているため、ほとんどダウンロードされていない状況です。

ところで、上図はいわゆる(初期の)パッケージのダウンロード数と、アップデータのダウンロード数を合計した回数で示していますので、実際にダウンロードして利用しているユーザ数は、この半数程度ではないかと思われます。 ただし、自分でダウンロードしたものを、本学の友人に渡したり、研究室の他のPCにインストールしたりすることもあるかと思われますので、実ユーザ数の把握はできていません。 また最近では、Googleのツール集の中に、StarSuite が含まれているため、Windows ユーザであれば、当ダウンロードサイトから取得しなくても、インターネット経由でファイルをダウンロードできるようになっています。

本学では、Officeソフトとして、StarSuiteを推奨しているのですが、ときどき Mac ユーザから、Mac版は無いのかと、問い合わせがあります。 その際には、Neooffice (http://www.neooffice.org/) をご利用くださるようにお伝えしています。 (近い将来、Openoffice.org もMacのネイティブモードに対応するようです。)

次に、F-Secure についてのダウンロード状況です。

F-Secureは、通常の Windowsクライアント版以外にも、Windows サーバ版や Linux 版、ならびに Linux Gateway版などが用意されています。 ここでも、図3 に示すように Windows クライアント版が圧倒的多数を占めています。


\includegraphics[width=\textwidth]{images/fsecure.eps}
図3 F-Secureのダウンロード回数



Kenichi Sugitani 2008-09-16