【注意!】 このスクリプトを使うときは,自己責任において使ってください。 あまり動作確認もしていないので, バックアップ,レストアの際には十分確認をするようにしてください。 また,backup-orig0.pl や restore0-orig0.pl の スクリプトの中身を見て、意味が理解出来ない人は使わない方が無難です。 [まえがき] システム全体のバックアップを行うのは さまざまな方法がありますが, 最近は,Linux のインストールも非常に簡単にできて, また,ディスクがクラッシュして,システムを再構築するときは, OSのバージョンアップを行う良い機会という気もするので, 必要な設定ファイルだけをバックアップするスクリプトを 作ってみました。たいしたものじゃありません。(^^; [設定ファイルのバックアップの仕方] さまざまなサーバ等の設定ファイルを変更するときは, 必ず, cp httpd.conf httpd.conf.orig0 のように,.orig0 という文字を付加して 元の(デフォルトの)ファイルを残しておくようにこころがけます。 locate .orig0 を実行したときに,バックアップすべきファイルが全て リストアップされることを確認してください。 その上で, perl backup-orig0.pl を実行すると,一つ上のディレクトリに restore-scripts.tar.gz というファイルが作成されます。 この中に設定ファイルのバックアップとスクリプト自身が 入っています。この restore-scripts.tar.gz を FDなどにコピーして保存しておきます。 [設定ファイルのレストアの仕方] tar xvzf restore-scripts.tar.gz を実行して ファイルを確認します。 perl restore0-orig0.pl を実行すると,設定ファイルがもとの場所に復元されます。 必要なら,デーモンの restart を行ってください。 [備考] restore1.csh restore2.csh などの名前で,サーバの設定コマンドをシェルスクリプトにしておくと 便利でしょう。 (このアーカイブに含まれている restore1.csh, restore2.csh は,単なる1例です。) その他に,レストア時に注意すべきことは memo.txt などの名前のファイルに メモを書いておくと良いでしょう。 ----------------- 喜多敏博 t-kita@cc.kumamoto-u.ac.jp