サーバの設定方法 3
プリンタを使いたい
(教科書 pp.317)
で root になった後、
を実行して、プリンタの絵のアイコンをシングルクリックします。
後は、指示にしたがって記入し、 「lpd のリスタート」をおこなえば
完了です。
他のLinux マシンからも、リモートプリンタ(形式は日本語PostScript)と
してインストールすれば、同じプリンタを共有できます。
もしファイルが消えたら、と思うと夜も眠れない
〜 tar+gzipでの方法 と 喜多流 〜
(教科書 pp.187)
最優先でバックアップすべきファイルは
に置いてあるユーザのファイルです。
この全てのファイルを固めて /tmp/ にバックアップファイルを作るには
tar cvzf /tmp/backup.tar.gz /home/ユーザ名/
|
を実行します。
あとは、このファイルを FTP などで他のマシンに転送するか、
FD などのリムーバブルメディアにコピーしておきます。
FDを Linux で使う方法はこちらを参照して下さい。
バックアップファイルから、元のファイルを復元するには、
tar tvzf /tmp/backup.tar.gz
|
で確認したのち、
tar xvzf /tmp/backup.tar.gz
|
で展開します。
そのつぎにバックアップしておきたいのは、設定ファイルです。
で、どのファイルを変更したかを確認できます。
(デフォルトの設定ファイルを .orig0 を付けた名前で残しておいた場合)
それらのファイルも保存しておくと、もしものときに心強いです。
喜多拙作のスクリプト restore-scripts を使うと、
自動的に設定ファイルのバックアップ、レストアをおこなえます。説明書
マシンに入っている全てのファイルをバックアップする方法は
/usr/doc/JF/Backup-mini-HOWTO.txt.gz
を参照して下さい。
あのプログラムを動かしたい
インストールしたいプログラムがある場合、以下の順序で
試みると良いでしょう。
コマンド名を打ち込んでみる。
で探す。(意外とインストールされているものです。(^^;)
2.apt-get install でインストールする。
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Vine か、 Vine Plus に含まれているパッケージならば、これが一番簡単。
他に必要なライブラリなどがあっても自動的にインストールしてくれます。
3.RPMパッケージを捜しだして、ダウンロードしてインストール。
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Web検索などで、RPM パッケージを捜しだして、まずダウンロードします。
そのあと rpm コマンドで
でインストールします。
もし、「〜に依存しています。」と言われてインストールできなかったときは、
その必要な RPMパッケージも探しだして、それを先にインストールしないといけません。
4.ソースコードを探しだして、コンパイルしてインストール。
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最終手段です。(ちょっと前までは唯一の手段でしたが...)
しかし、管理者たるもの、これができないと...
今回、練習してみましょう。
【練習1】 xsnow というプログラムをインストールしてください。
【練習2】 kaiten というプログラムを、ソースコードをここからダウンロードして
インストールしてください。
ヒント : README をよく読みましょう。
【練習3】 polclock というプログラムを、ソースコードをここからダウンロードして
インストールして下さい。 (公式サイトはこちら)
ヒント : xmkmf; make; make install
【練習4】 xpenguins というプログラムを、ソースコードをここからダウンロードして
インストールして下さい。 (公式サイトはこちら)
ヒント : ./configure; make; make install
【練習5】 (上級者向け?) glclock というプログラムを、ソースコードをここからダウンロードして
インストールして下さい。 (公式サイトはこちら)
ヒント : glut というライブラリが足りません。(glut-devel)
補足資料
作成 : 喜多敏博 t-kita@cc.kumamoto-u.ac.jp 2002/Sep/5
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