そこで、本Web時間割システムは、個人毎の時間割表示に留まらず、LMSと連携
し、時間割の科目をクリックすることで、LMSの該当ページへ再認証なくジャン
プするようにした(図8)。
本Web時間割の機能の概要を以下に示す。
- 学生の場合、学務情報システムで履修登録した科目が、翌日には時間割
の所定の位置に表示され、科目名のクリックで直接WebCT上の該当科目ペー
ジが表示される。コンテンツが無い場合はその旨WebCTが表示する。
- 教員の場合、担当科目が時間割の所定の位置に表示され、科目名のクリッ
クで直接WebCT上の該当科目ページへ教員として入れる。まだコンテンツの
ない場合は、制作のためのウイザードが表示される。
- 学期選択メニューで、学期毎の時間割表が表示される。
- 時間割は、月から金曜日、1から6時限までと、それ以外のマス(「その他」)に
別れ、1つのマスに複数科目があっても構わない。曜日指定のないものは、
「その他」に含まれる。
- 大学ポータル上に組み込んで使用する場合、ポータルへのログイン時
にSSO認証済みで、時間割からWebCTへの再認証は必要ない。
- 300名程度の同時アクセスでは、パフォーマンスの低下はあまり感じられ
なかった。