次: はじめに

運用2年目を向かえた熊本大学ポータルの
安定運用と機能強化への取り組み



中野 裕司$^{1,2,3}$ 杉谷 賢一$^{1,2,3}$ 喜多 敏博$^{2,3,1}$ 松葉 龍一$^{2,3,1}$
久保田 真一郎$^{1,3}$ 右田 雅裕$^{1,3}$ 武藏 泰雄$^{1,3}$ 入口 紀男$^{1,3}$ 木田 健$^{1}$
島本 勝$^{1}$ 辻 一隆$^{1}$ 志村 友行$^{2}$ 宇佐川 毅$^{1,3}$



$^{1}$熊本大学 総合情報基盤センター, $^{2}$熊本大学 eラーニング推進機構,
$^{3}$熊本大学 大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻
〒860-8555 熊本市黒髪 2-39-1



2008年9月

概要:

2006年より、熊本大学では、オープンソースの大学ポータルuPortalとシング ルサインオンシステムの1つであるCASを基盤にした「熊本大学ポータル」の 運用を開始した。その後、多くの既存システムがCASに対応し、また新たなシ ステムもCASに対応して導入され、ポータルの利便性は徐々に向上してきた。 また、ポータルを支える学生、教職員の履修や担当情報等も学務情報システ ムSOSEKIと連携してきたが、この部分に関しても、管理システムの開発によ り、高速化、汎用化を行った。その結果の一部として、学習管理システムに 直結した時間割のポータル組み込み等を行った。 これらの、運用2年目を向かえた熊本大学ポータルの安定運用と機能強化への 取り組みと、uPortalとSakaiの調査に基づく今後の展望に関して紹介する。

keyword: 熊本大学ポータル, SSO, CAS, uPortal, LMS, eラーニング, 時間割





熊本大学総合情報基盤センター 中野 裕司   2008年9月17日(水)